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  内視鏡についてもっと詳しく

 現在、悪性腫瘍、いわゆる癌は死亡順位で最も多く、平均寿命の伸びとともに年々増加傾向です。 内視鏡で発見される胃癌は悪性腫瘍の中で肺癌に次いで第2位と以前より減少傾向になっていますが依然多く、 また大腸癌は食生活の欧米化とともに第3位と増加傾向で、女性では第1位です。

全体の死亡順位
悪性腫瘍(31.1%)→心臓疾患(15.5%)→脳血管疾患(12.5%)

悪性腫瘍の死亡順位
全体:肺癌→胃癌大腸癌→肝臓癌
男性:肺癌→胃癌→肝臓癌→大腸癌
女性:大腸癌→乳癌・胃癌→肺癌

1)胃癌の早期発見のために
 胃癌を調べる方法として、萎縮性胃炎検査バリウム検査胃内視鏡検査があります。
 萎縮性胃炎検査はペプシノゲンといわれる酵素を測定する検査でスクリーニングとして用いられています (萎縮性胃炎になると胃癌になりやすいといわれています)。
 バリウム検査は集団検診の際は精度が低く、また検査自体で死角があります。 またバリウム検査で異常があると内視鏡検査が必要となります。
 胃内視鏡検査は癌になっているところを直接観察できるため非常に有用な検査で、確定診断も出来ます。
 
      胃潰瘍         十二指腸潰瘍
  
      胃癌(下部)       胃癌(染色後)        胃癌(上部)

2)胃内視鏡とは
 口腔もしくは鼻腔から内視鏡スコープを挿入し、食道入口部を通過して食道・胃・十二指腸を観察します。 炎症、びらん、潰瘍、ポリープ、腫瘍(良性・悪性)などを診断します。 最新式のNBIを導入しています。食道癌の早期発見に大変有用です。 また確定診断するために必要であれば、生検といって病変の一部を採取する組織検査も行います。

3)経鼻的胃内視鏡とは
  
 経口の胃内視鏡スコープの太さは約9.2mmです。経鼻の太さは約5.5mmです。検査時間は約7〜10分位です。

「経鼻的胃内視鏡の利点」
1.口から内視鏡を挿入すると舌根部にスコープがあたり圧迫刺激するので咽頭反射がおきますが、 鼻からの挿入ではそれが少なく比較的楽に検査が受けられます。

2.口に何もくわえないので、検査中、モニターに映し出される自分の胃の映像を見ながら検査医と会話ができます。

「経鼻的胃内視鏡の注意点」
1. 鼻の麻酔と検査時に、鼻に違和感もしくは痛みを感じることがあります。
2. 鼻腔が狭いためにスコープが挿入できないことがまれにあります。 鼻からの挿入が困難な場合は、無理はせず、経鼻内視鏡を口から挿入して検査します。
3. 検査後に鼻出血をおこすことがまれにありますが、ほとんどの鼻出血は、 鼻の圧迫などで簡単に止まる軽いものです(鼻出血の頻度は、3-4%と言われている)。

今まで、吃逆が強く、咳が出るなどで胃内視鏡検査を敬遠しておられた方にとっては非常に朗報と言えると思います。 基本的には予約制で検査を行っていますが、絶食状態であれば緊急の検査依頼も出来るだけ対応させて頂きます。 内視鏡で早期発見できた胃癌はお腹を切らずに内視鏡で切除可能ですので、早め早めが大事です。

4)大腸癌の早期発見のために
 大腸癌を調べる方法として、便潜血検査バリウム検査大腸内視鏡検査があります。
 便潜血検査は何度かに分けて検便しますが、1回でも「陽性」と出れば「陽性」と判断されます。 「陽性」と判定されれば痔核だけでなく、大腸ガン、大腸ポリープの発生の危険性があり、大腸精密検査を受けることをお勧めします。 もし「陰性」と判定された場合でも、絶対に大腸ガン、大腸ポリープが発生していないとは言い切れません。 たまたま検便時に病変からの出血がなかった可能性もあります。
 バリウム検査(注腸造影検査)は肛門よりバリウムをいれ、透視で見る検査で、内視鏡検査よりやや苦痛を伴いますが、 ポリープや癌があった場合は再度内視鏡検査が必要です。
 大腸内視鏡検査は、進行大腸ガンだけでなく、小さな大腸ポリープや早期大腸ガン、 炎症性腸疾患を見落とすことなく正確に診断出来ます。

5)大腸内視鏡検査とは
 大腸は肛門に始まり盲腸で終わる管腔臓器で、長さは約120〜150cmあります。 内訳は肛門→直腸→S状結腸→下行結腸→横行結腸→上行結腸→盲腸となっています。
 
 大腸内視鏡検査とは、肛門より太さ約11〜12mmの内視鏡スコープを挿入し、大腸の粘膜を観察します。 ガン・ポリープ・潰瘍・びらんなどを診断します。
 内視鏡検査は消化管精密検査としては最も優れた方法ですが、痛い・苦しい検査といった間違った先入観を持っておられる方も多いと思います。 当院では苦痛のない内視鏡検査を目指し、大腸内視鏡検査には麻酔の使用を行っています。寝ている間に検査が終わることも多いです。 検査時間は、およそ20分程度です。 但し、一部の方(数%)は、大腸憩室や腹部手術の既往などにより、腸間膜との癒着が強く、内視鏡スコープを挿入できない場合があります。 この場合は注腸検査が必要です。
 途中でもし病変が見つかった場合、必要に応じて病変の一部を採取し(生検法)、組織検査を行います。 また大腸ポリープには様々な形・大きさがあり、その中には早期大腸ガンも含まれています。 当院ではインフォームドコンセントを術前に行い、理解を得た上で内視鏡的に切除出来るものは切除します。 粘膜内癌といわれる状態なら内視鏡的切除も容易ですし、リンパ節に転移している可能性は0%です。 また、多発するポリープや大きなポリープ、出血する危険性のある早期大腸ガンが発見された場合は入院の上で治療が必要となりますので、 内視鏡的治療の専門病院をご紹介させて頂きます。
  
       ポリープ            ポリープ          ポリープ
 
       早期大腸癌            進行大腸癌
6)早期大腸ガンを発見するためには
 腹痛や下血、腸閉塞症状が出現してからでは遅すぎます。 便潜血検査のみでは早期ガンの発見率は低いと考えます。 大腸内視鏡検査を受けるのが最も精密かつ確実です。 40歳を越えた方や便に異常のある方、大腸ガン家系の方は一度検査を受けてみましょう。
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