5)ヘリコバクターピロリ菌検査
ヘリコバクターピロリ菌は人間の胃の中に住んでいる細菌で、胃炎、胃潰瘍・十二指腸潰瘍だけでなく胃癌にも関係があることが分かっています。
日本人は感染率が高く、60歳以上の約8割の人がピロリ菌に感染しています。胃癌が日本人に多いのもピロリ菌が高率に関与しています。
当院では最も早く簡単に検査できる尿中のピロリ抗体を測定するキットを導入しました。
やり方は尿を採るだけで、20分で結果が分かります。またいつの尿でも構いません。
ピロリ菌陽性と診断された場合は1週間、薬を飲むことによって99%以上の確立で除菌できます。
ただし除菌するには胃癌がないことが前提条件ですので、必ず胃カメラの検査が必要となります。
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